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息切れについて

息切れ 激しい運動をすれば誰でもきつくなり、呼吸や心拍数が増加します。これを息切れといいます。
また風邪などの病気で体力が低下しているときや、貧血があるときには少しの労作で息切れを感じます。
そういった状況なないにもかかわらず、息切れを感じる時には心臓や肺の病気が疑われます。
心臓が原因であれば心不全、肺が原因である場合は呼吸不全といいます。

【心不全】
様々な心臓の病気で心臓の動きが悪くなると、心臓から送り出される血液の量が減ります。血液を心臓に戻そうとする働きは変わらないので、心臓に血液が溜まってしまうようになります。
その結果、肺からの血液が心臓に入りにくくなり、肺に血液が溜まるようになります。
また体のいろんな場所からの血液も帰ってきにくくなり、血液が溜まることによってむくみが出現します。

【呼吸不全】
血液は肺で酸素をもらい、不要になった炭酸ガスを放出します。
肺の病気で血液が酸素を十分にもらえなくなる状態を呼吸不全といいます。
肺の病気には空気の通り道である気道の病気と、血液が酸素をもらう場所である肺胞の病気、さらに肺胞と血管の間である間質の病気があります。

  
 
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