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検査内容

生理検査

心電図
心臓の筋肉(心筋)が収縮したり拡張したりすることによって起こる電気的興奮を波形として表したものです。不整脈・心肥大・心筋梗塞などの病気をみつけるのに役立ちます。

ホルター心電図
携帯型の心電図記録装置を身につけて長時間の心電図を記録します。日常生活でいつ起こるかわからない不整脈(動悸・めまい・胸痛など)、狭心症発作(胸痛・胸部圧迫感など)、無自覚の発作、睡眠中の発作などの検出に役立ちます。

トレッドミル検査       
心電図および血圧を記録する装置を身につけてベルトコンベアーの上を歩きます。運動することによって心臓に負荷をかけて安静時にはみられない異常を見つけることができます。

肺機能
大きく息を吸ったり吐いたりして肺から出入りする空気の量を測定して肺の働きを調べる検査です。喘息や肺気腫、タバコの吸い過ぎなどによるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの異常を見つけることができます。

超音波検査
超音波とは人の耳に聞こえない高い周波数の音です。体表面から超音波をあて、そこからの反射を画像として表したものが超音波検査(エコー検査)です。超音波は人体に害がなく痛みもありません。また必要に応じて繰り返し検査が可能です。

①心臓エコー検査
心電図検査は心臓の状態のおおよその目安になりますが、詳しいことはわかりません。心臓エコー検査は、超音波を心臓にあることによって実際に動いている心臓の絵を作り出し、心臓の形や大きさ、動き、弁の性状、血液の流れなどを調べる検査です。これによって細かい異常などもわかるようになります。 

②頚動脈エコー検査

動脈硬化を調べる検査です。動脈硬化は、多くの場合頚動脈から始まるといわれています。頚動脈の様子は脳梗塞などの脳血管疾患との密接な関係があります。また全身の動脈硬化の指標になるといわれ、狭心症などの心臓病とも関連があるといわれています。頚動脈エコー検査は、超音波を頚動脈にあてて頚動脈を映し出し、血管が硬くなっていないか、狭くなっていないか、脳の血流が低下していないかなどを調べます。  

③腹部エコー検査
超音波を腹部にあて肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓の性状、病変を検査します。 胆石や脂肪肝、肝硬変、肝臓がんなどの診断ができます。

④経食道心エコー検査
先端に超音波の探触子のついたファイバーを食道に挿入して心臓を観察します。体表面からのエコー検査では血栓ができやすい心房の中がよく見えません。体表面から描出困難な心臓の構造や血流を見ることができます。


検体検査

検尿
試験紙による尿検査です。ブドウ糖、タンパク質、ビリルビン、ウロビリノーゲン、PH、比重潜血、ケトン体、亜硝酸塩、白血球の10項目の検査ができます。糖尿病や高血圧症など多くの生活習慣病のスクリーニング検査として行われています。また尿路感染症、腎炎、肝障害などの検査としても有用です。

CRP  
体内の炎症状態をよく反映することから急性炎症性疾患の検査として行われています。細菌感染症などで高値になります。  

血糖
ご飯や果物、アルコールなどに含まれる糖質は分解されるとブドウ糖になり血液に入って運ばれ体内で使われます。この血液中のブドウ糖が血糖です。糖尿病検査の基本となります。

HbA1c
ヘモグロビンとは赤血球の中にある蛋白の一種でこのヘモグロビンに糖が結合したものがヘモグロビンA1cです。過去1~2ヶ月の血糖値の平均を表すと言われています。血糖とともに糖尿病の検査の一つです。

CBC(末梢血液一般検査)
血液中の白血球、赤血球、血小板数などを調べます。貧血、炎症、血液疾患の有無やその種別の判定の指標となります。

PT(プロトロンビン時間)
血液の凝固機能(血液が固まる事)を調べる検査です。心房細動(不整脈)、人工弁置換術後、静脈血栓症などで、ワーファリンというお薬を服用されておられる方はPT-INR値をお薬のコントロールの指標とします。

  
 
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